ハイキュー16話「勝者と敗者」に泣いた
「ハイキュー」はジャンプのスポーツ漫画
今更感がハンパないんだけど、
Amazon Prime Video でハイキューを最近観ている。
週刊少年ジャンプの連載漫画
高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画だ。
そんな中、16話でボロ泣きしてしまったので、
なんでか書いてみた。
16話のあらすじ
インターハイ1回戦目、烏野高校は常波高校を相手に優位に試合を進める。実力差を感じながらも、諦めずにボールをつなぐ常波高校。別会場では烏野女子バレー部が、道宮の鼓舞を受け奮闘していた。各校の想いが交錯するなか、1回戦の勝敗がきまっていく。
エキストラのような人生
自分は主人公じゃないんだって、
スポーツをしていると思いませんか?
ぐるねじは運動が苦手。
高校時代にはスポーツの部活に入ってたが、
やっぱり上手くなかった。
試合にでてもなかなか勝ちは拾えなかったんです。
どうあがいても体格も良くて
センスもある奴らにはかなわなかった。
試合に負けても悔しさもなく、
どうせ無理だったんだからと、自分を慰める。
格好悪いよね。
今だから言える。
斜に構えて勝とうとしていない心のダサさよ。
泥くさく、実直にもがいている姿が魅力的だなんて、
その頃は思いもしなかった。
そう思えるようになったころには、青春なんてとうに過ぎ去ってたんだよ。
ハイキュー(アニメ)16話では、弱小の常波高等学校の男子バレー部キャプテンの池尻と、同じく主人公の在籍する烏野高等学校の女子バレー部首相の道宮を主軸に描かれています。
(常波高校のキャプテン池尻が中学校のころを回想)
バレーの大会で、
負けても「やっぱりなあ」って感じで
そんなに悔しかった思いもなかった・・・
それまでの苦しい練習が、明日からはないんだって・・・
開放感すらあって
でも・・・
お前ひとりだけ苦しそうだったけど
なんでか俺は
そんな風なお前(烏野キャプテン澤村)が少し羨ましかった・・・
そして、当時の澤村の言葉を思い出す池尻
「勝とうとしなきゃ、勝てない」
そして、1点でも・・・と奮起する池尻と、
同じく澤村の言葉を思い出し奮起する女バレ主将の道宮
池尻「まだ負けてないっ」
道宮「まだ、終わってないっ」
でも、試合は無情にも勝者と敗者を生み出す
池尻「これで終わりか・・・早かったな、まだ6月だぞ」
道宮「あの時・・・もう少し・・・もう少しだけ、頑張ってたら」
池尻「筋トレも走り込みももっと頑張ってたら」
道宮「もっと主将らしく、できてたら」
池尻「レシーブ一本に、もっと必死になれてたら」
道宮「あと一歩、足が前にでていたなら」
池尻・道宮「もう少し、もう少しバレーをやれていたんだろうか」
池尻「多分・・・こんな風にあっけなく部活を終わる奴が、全国に何万人といるんだろう。何試合もある予選を全部勝ち抜いて、全国へ行ってこれがフィクションだとしたら全国へ行く奴らが主役で俺たちはエキストラみたいな感じだろうか・・・」
池尻「それでも・・・」
池尻「俺たちもやったよ・・・」
道宮「私たちもやってたよ・・・」
バレーボール
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すごくすごく共感しました。
ぐるねじ自身そんなエキストラ人生歩みまくっていたから。
物語の主人公は、そうじゃないから憧れる反面
失敗してしまうシーンや、苦悩するシーンには強烈に共感を覚える。
今回の話に関しては、そのエキストラの二人に焦点をあてていた。
だから共感できたし、いろんな思いが込み上げました。
スポーツって勝ち負けがあるから残酷です。
でも、真剣に取り組む姿、取り組もうと思う心が美しい。
ハイキュー16話「勝者と敗者」
もう最高でした!!!!!